縮毛矯正後の髪を美しく保つヘアケア方法
こんにちは!くせ毛マイスターのっちです!
東京表参道(月1で大阪に出張)にて『くせ毛専門美容師』をしています。
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などの情報がご覧になれます。興味のある方はご覧ください。
縮毛矯正とは、くせ毛をストレートにする理美容室で受けることが出来る施術。
どうせなら艶々サラサラなストレートヘアをいつまでも維持していきたいですよね。
縮毛矯正は理美容室のメニューの中でも髪の負担が大きい施術になるので、いろいろ注意する必要があります。
今回は縮毛矯正をかける前の注意点からかけた後のアフターケアまで網羅した内容になっているのでぜひご覧ください!
くせ毛にかける縮毛矯正とは?
縮毛矯正とは、くせ毛を半永久的にストレートにする技術で美容室や理想室で施術を受けることができます。
くせ毛の方は、中途半端なケアだと髪の状態をよく保つことが難しいので、ある意味振り切った選択がおすすめ。
その選択とは
- くせ毛を活かす
- 縮毛矯正をかける
の2択になります。
くせ毛をブローやヘアアイロンで抑える方もたくさんいますが、縮毛矯正の方が圧倒的にコスパ、タイパ良く、状態も綺麗にすることが可能です。
「縮毛矯正=傷む」というのは神話?
縮毛矯正は傷む?
結論から言うと縮毛矯正は痛みます!
たまに
「当店の縮毛矯正は傷みません!」「ダメージレスストレート」
など、あたかも縮毛矯正をしても髪にダメージがないと謳っている理美容室がありますが、これは100%有り得ません。
普通に詐欺では?と思うので、むしろ施術を受ける候補から外したほうが良いとさえ思います。
ただ縮毛矯正をかけたら絶対に髪がボロボロになるというわけではなく、ダメージと引き換えにツヤサラなストレートヘアにすることができます。
そう、髪の綺麗度は髪のダメージ具合に絶対に比例するわけではないのです。
現場にくせ毛専門美容師として、くせ毛を活かすや縮毛矯正を毎日施術をしている身からすると縮毛矯正=傷むというマイナスイメージを持っている人はとてもたくさんいます。
縮毛矯正という技術が生まれておそらく30年以上にもなるかと思いますが、初期と比較すれば素晴らしい技術革新を遂げています。
ダメージを低減しながらも持ちがよく、質感も良い。
当時の縮毛矯正とはまるで別物になっているのが現在の縮毛矯正。
そして当時の縮毛矯正のイメージをずっと引きずっている方もとても多く見受けられます。
縮毛矯正は髪のうねりやねじれといった形状をストレートに整え、見た目や手触りをツルツルサラサラにすることができます。それも半永久的にね。
縮毛矯正による髪の負担やダメージがないわけではないし、そのダメージが髪の綺麗さにイコールなわけではないですが
髪が傷んでいない、むしろ良くなった!と感じることが十分に出来るはずです。
縮毛矯正は、プロ目線で難易度が高い施術なので理美容師さん選びが一番の重要ポイント。
縮毛矯正は髪の整形手術。
僕は、縮毛矯正は髪の整形であるといつも説明しています。
くせ毛とは、髪の形状がうねっている、捻れているという状態。
素人目からするとくせ毛なだけで髪が汚く見えたり、傷んでいるように見えたりもするのですが、実際はそういう形状をしているだけなんです。
だからそのまま素材を活かして、ケアやメイクで素敵にくせ毛を活かすことも
ストレートに整形をして自分の理想の造り変えることも出来る。
例えば「鼻を高くしたい!」場合、スキンケアを頑張っても鼻は高くなりませんよね。
この場合は
- 鼻が高く見えるようにメイクをする
- 鼻を高くする整形手術をする
の二択になってくるはず。
①の場合は、あくまでメイクなので実際に鼻が高くなるわけではないです。
当然のことながらメイクをオフすれば元に戻るし、鼻を高く見せたい限りはそのメイクを続けなければならない手間もかかります。
これはくせ毛をストレートにするために、毎日ブローやアイロンで頑張っているその状況によく似ています。
②の場合は、鼻を物理的に高くすることで悩みが根本的になくすことが出来ます。
しかし、お察しの通りリスクも発生します。
- 顔を傷つける
- 手術費用
- ダウンタイム
- 失敗するかも?
などたくさんあると思うし、この分野は詳しくはないのでたくさん出せません。笑
鼻を高くするくらいなら現代の技術進歩でそこまでリスクもないのかもだけど、まぁこれは例え話なのでニュアンスが伝わってくれればと願います。
縮毛矯正も同じように、ダメージなどを引き換えにして自分の理想の髪質に髪の形状を造り変えることが出来ます。
とは言っても、顔の整形よりはリスクは圧倒的に少ないように思います。
縮毛矯正を綺麗にかけるための注意点
縮毛矯正って実はプロ目線からすると難易度が高い施術。
誰でも同じように綺麗にかけることができるわけではないんです。
縮毛矯正は、髪質やこれまでの美容室の施術履歴なども難易度や仕上がりに大きく影響するので
なるべく綺麗なストレートヘアになりたい!維持したい!という方は、施術を受ける側も少し縮毛矯正について知っておくとがおすすめ!
縮毛矯正をかけるにあたっての注意点をご紹介します!
ハイダメージ毛とは相性悪い
縮毛矯正は、髪が強く損傷している場合はさらに難易度が上がります。
損傷が激しい状態とは
- ブリーチなどのハイトーンカラー
- すでに縮毛矯正をかけている髪
- 高頻度で180度などの高温でアイロン
- 高頻度で白髪染め
などの要因で髪にダメージが蓄積している状態を指します。
縮毛矯正の難易度が上がるだけではなく、そもそも縮毛矯正がかけれない、かかっても綺麗にかけれない、ビビり毛になってしまうなどのリスクも強くなります。
「ブリーチ毛には縮毛矯正はかけれない」が理美容師業界での一般論となるほどで、ほとんどの場合はかける前から門前払いされてしまうでしょう。
かけれないわけじゃないけど難易度が高い。国内でかけれるのは一握りだと思って。
セルフカラーとは相性悪い
僕としては、理美容師が施術したブリーチ髪よりもセルフカラーをしている髪のほうが施術難易度は高いです。
理美容師が施術しているわけではないので、まず薬剤が粗悪、そして当たり前に薬剤の塗布ムラがあるので=ダメージムラになってしまっていることがほとんど。
縮毛矯正は髪質やクセの強さだけではなく、髪のダメージ具合からも薬剤などの設定を見極めていくのでセルフカラーなどでダメージムラになってしまっている場合、その薬剤選定は至極困難。
というかほぼ無理なので、状態やカウンセリングを通して落とし所を見つけることことになります。
落とし所というのは、例えばビビリ毛などにならないようにダメージを気を付ける反面癖が残るかもしれない、など。
①のハイダメージ毛の施術の場合、施術難易度は高いけどダメージムラがない、もしくは読みやすい分、理美容師としては施術がしやすいんですよね。
見た目ではダメージムラの判定がしにくい分、警戒を怠ると失敗につながりやすいです。
セルフカラーはしないほうがいいし、した場合は必ず施術者に申告するようにしましょう。
間違いヘアケアとは相性悪い
特に過剰なヘアケアをしてしまっている髪は相性が悪いです。
現代のヘアケアは足して足して…というヘアケアをされている方が多いので、髪がトリートメント成分でギトギトで薬剤が浸透していかないケースが見受けられます。
こういう場合は、まず薬剤が正常に働くように一度オフしてから施術に入るのが定石ですが
層になって何回シャンプーやクレンジングをしても落ちないケースや落としてみたら縮毛矯正がかけれないほどのダメージが隠れていたなんてケースも珍しくありません。
これも施術前に状態を見極められないと大きな失敗を招いてしまうリスクと、自分自身ではそこまでギトギトの過剰ケアをしていることには気付きにくいので注意が必要です。
このような場合は適切な施術と正しいホームケアに一新して長期的に状態を改善していく必要があります。
一新というのがポイントでガラッと変えてしまったほうがいい。一つだけとかはむしろ改善に時間がかかる。
複雑履歴とは相性悪い
上記のようなハイトーンカラーやセルフカラーもこれに含まれます。
最近は、美容室のメニューもかなり複雑化していてプロの目を以ってしても判断がとっても難しいほどカオス化しています。
特に髪質改善系は見た目や触った感触、カウンセリングでこれまでの美容室での施術履歴を聞いても予測は出来ても施術内容の詳細の特定は難しいです。
- 髪質改善
- 縮毛矯正
- 〇〇トリートメント
- 酸熱系
などなど固有名詞トリートメントもたくさんあり、同じネーミングでも蓋を開けてみればやっている内容も使っている材料や施術者のレベルも全てが異なるのでそもそも判断なんてできないというのが現状。
予測の上、仮説を立てて、落としどころを考えての施術になるので状態によっては、やはり長期的な目線での施術が必要になります。
こういう観点的にも美容室の初回巡りはマジでおすすめしません。一生髪の毛綺麗にならないです。
毎日高温でアイロン
ハイダメージのところでも触れているのですが、くせ毛の人や縮毛矯正をしている方とアイロンは切っても切り離せない蜜月の関係なので念押しで。
縮毛矯正をかけずにアイロンでくせ毛を抑えていたり、縮毛矯正と縮毛矯正の合間に根元のくせ毛をアイロンで成敗していたりする方とても多いです。
ダメ!とは言わないのですが
- しっかり乾かしてから
- 150度(可能なら130度)以下の中低温で
をしっかり守って使うようにしてください。
髪の毛のほとんどはタンパク質で構成されているので、熱を与えることでタンパク変性をして硬くなってしまう性質があります。
そしてタンパクは不可逆的、つまりは元に戻らないので注意が必要です。
お肉に火を通すと硬くなり、焼いたお肉を生には二度と戻せないのと同じですね。
髪の硬化はダメージ感や施術への影響、よりダメージしやすいくなるなど良いことはないのでなるべく避けたいところ。
縮毛矯正の影響でいうと、ハイダメージで&ダメージムラで縮毛矯正をかけることが難しくなり、それだけでなく硬化している影響で髪が動かず適正な施術をしても上手くクセが伸びないということが十分に考えられます。
僕的には、ブリーチやセルフカラーよりも毎日180度でアイロンしてる髪が一番厄介だなぁと感じます。笑
何よりも理美容師さん選びが肝心
ここまででなんとなく縮毛矯正って理美容師目線だと結構大変そうだなぁーと思ってもらえたかなと思います。
縮毛矯正はただでさえ技術難度が高いことに加えて、さまざまな複合的な要因を全て加味した上で、ほぼ「決め打ち」のような施術になるので
技術・判断力・薬剤知識・毛髪化学などの要素が高い水準で必要となります。
縮毛矯正は誰がやっても同じ、ではないので一番初めの理美容師さん選びが肝心。ここさえ当たれば髪の悩みなくなります。
縮毛矯正後のアフターケア
しっかり乾かす
まずはコレ!しっかり乾かすようにしてください。
くせ毛を活かす場合は、必ずしも完全乾燥をしなければならないというわけではないですが、縮毛矯正をかけてそれの綺麗を保つのであればしっかり乾かすことは最低条件です!
トリートメントするとか、このアイテムを使うとかそういうの全部すっ飛ばして一番大切なことです。
確かにロングヘアだと時間がかかるので、良く水を吸うタオルや良いドライヤー、速乾作用のあるアルトオイルのようなトリートメントなどのアイテムに入れ替えるだけでも日々のストレスが軽減できるはずです。
ヘア関連商品は高価なものが単純に良いというわけではないので、信頼できる人や情報から購入しましょう!
アイロンはしっかり乾かして低温でじっくり
まずはしっかり乾かす!(しつこい)
でもこれが出来ていない方は本当に多くて、自分で乾いたと思ってもまだ乾かしたりないというパターンが大半なのでプラス2、3分は絶対に乾かした方が良いです。
冷風を当てると濡れているところチェックをすることができるのでオススメ。
髪は乾いた状態で130℃以上になるとタンパク変性という髪の硬化が始まります。
なので理論的には130℃以下の設定温度であれば髪のタンパク変性が起きないまたは最小限にとどめることができるので130℃以下がおすすめ。
弱めなクセやスタイリングレベルであれば130℃でも問題なし。
しっかりとクセを伸ばすのであれば150〜160℃ほど必要になってくる場合もありますが、160℃くらいを限界値として見るのが良いかと思われます。
160℃のアイロンを当てたからといってすぐに髪の温度が130℃以上になるわけではないので、より効率よくアイロンをすることが必要になります。
アルトミスト、アルトオイルを乾かす前に髪につけることで、耐熱性を持たせながらも効率良く髪にアイロンの熱を与えていくことができるので総合的なダメージを軽減させることが可能です。
アイロン直前のヘアオイルは絶対に絶対に絶対に絶対にNG!ダメージを加速させます。
施術後の結ぶ、シャンプー問題について
縮毛矯正したら1週間は結ばないほうがいいとか、当日はシャンプーしない方が良いとか聞いたことありますよね。
これに関しては、施術を担当した理美容師さんの方針に従うようにしてください!
ちなみに僕は固く結ぶのは48時間は控えたもらって、シャンプーは当日でもOK。ただししっかり完全に乾かしてくださいと伝えています。
状態に合わせてヘアケアプロダクトを使う
僕的には縮毛矯正をかけて綺麗な状態を保つのであれば、絶対に状態に合わせたヘアケア商品が必須だと考えています。
縮毛矯正はくせ毛の髪を綺麗なストレートヘアにする施術なので、見た目だけで比較すれば縮毛矯正の方が傷んでいないように感じるし、手触りも改善されるのでダメージを感じにくいです。
(そもそもくせ毛は、くせ毛に合わせてケアやスタイリングをしてあげないと傷んでようが傷んでなかろうが傷んで見えやすいし、手触りも悪いです。)
でも縮毛矯正はダメージを修復する機能は持っていないし、ダメージを感じなくても実際はダメージしています。
かけたては特に薬剤やトリートメントなどの影響もあり、傷みを感じにくい傾向にありますね。
肌で考えるとわかりやすいんですが
普段から化粧水や乳液、日焼けしないように日焼け止め、綺麗に見せるためのファンデーションやコンシーラー
傷ができれば絆創膏や包帯をするし、なにかしらのトラブルがあればそれに合わせたケアや処方された薬などを塗ったりしますよね。
髪も全く同じなんです。
普段からの髪質に合ったシャンプートリートメント、状態に合わせたケア、綺麗に見せるためのスタイリング剤
縮毛矯正をしたという事柄自体が同じでも、傷みの程度や髪質、その他諸々の状態に合わせたプロダクト選びやケアがとっても大事。
+αで使うものを増やすよりも、使うものの質をあげることを意識すると勝手に髪が綺麗になっていきますよ。
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