どちらがオススメ?アルトオイルと01ゴールデンオイルの違い
こんにちは!くせ毛マイスターのっちです!
東京表参道(月1で大阪に出張)にて『くせ毛専門美容師』をしています。
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KAMIMONOでも絶大な人気を誇るヘアオイルである
- アルトオイル
- 01ゴールデンオイル
一度使い比べてみると、全然違う性質のヘアオイルということが分かるのですが、使ってない段階の判断はやはり難しいですよね。
なので今回はこの二つのオイルの徹底比較をしていこうと思いますので「どっちのオイルが良いかなー?」とお悩みの方はぜひご覧ください!
ヘアオイルは大きく分けて2種類ある
実はヘアオイルは、大きく分けて2つの種類に分けることができるのですが知っていました?実際に現場でもよくこのお話をするのですがほとんどの方が知らないです。
その二つとは
- トリートメントオイル
- スタイリングオイル
の二つです。
これは勝手に僕が命名したものなので、そう定義づけられているものではないのですが、ニュアンスが伝わりやすいんじゃないかなと思います。
基本的には
- トリートメントオイル=ドライヤー前に付けるオイル
- スタイリングオイル=ドライヤー後、アイロン後に付けるオイル
となります。
えっ!?どっちにも付けちゃダメなの!?
という疑問が生まれるでしょう。よく聞かれます。
「だめ。」というわけではないですが、それぞれの持つヘアオイルの特性をいかせていないので勿体無いと思ってしまう使い方です。
中にはドライヤー前と後どちらにも使用できるヘアオイルはありますが珍しく、且つ理解して使い分けないとリスクがあるので注意が必要です。(後述します!)
実際ヘアオイルを選ぶ基準も、重めか軽めか、あとは香りでの判断が多いようで、このオイルはどちらの分類のヘアオイルなのかと成分的なところに目を向けるのは皆無。
まぁ裏の成分表なんて、料理レシピ以下の存在なので、成分を見たところでその商品のことを知ることなんてほとんどできないのが実際のところです。
ただ、どちらに分類されるか?はある程度判断することが可能なのでチラッと見る癖は付けても良いかもしれないですね。
この二つのヘアオイルの分類さえできるだけありとあらゆるリスク回避ができるようになります!
トリートメントオイルとスタイリングオイルの特徴
トリートメントオイルとスタイリングオイルの違いを紐解いていきましょう。
主成分
トリートメントオイルは鉱物油系
シクロペンタシロキサン、ジメチコン、シクロメチコンなどのシリコーン系。シリコン、シリコーンという名称は聞き覚えがあるかと。
ある界隈では悪者扱いされていますが、非常に安全で優秀な成分となります。
スタイリングオイルは植物油系
椿油、ホホバオイル、ごま油、アルガニアスピノサ核油など。
成分名にも植物の名称が入っているので判別しやすいです。
これを元に商品裏の成分表記を確認すると
あれ?鉱物油系も植物油系もどちらも配合されるけど、このヘアオイルはどっちに分類されるんだろう?
という疑問が出てくると思います。
化粧品の成分表示の順番は、基本的に配合量の多い順に表示します。 ただし、配合量1%以下の成分については順不同です。
よって先頭から4番目くらいの順番で判断すると良いです。例外は無きにしも非ずですが、簡易的な判断材料としては十分です。
後ろの順番までは全然見なくて大丈夫。
適した使うタイミング
鉱物油系であるトリートメントオイルは、ドライヤー前。
植物油系であるスタイリングオイルは、ドライヤー、アイロン後の仕上げ時
絶対なわけではないけど、基本的にはこんな感じ。
浸透範囲と性質の違い
鉱物油系は、髪の表層付近。
植物油系は、髪の奥まで浸透。
鉱物油系は、ドライヤーの熱や時間経過で揮発しやすい性質がありますが、逆に植物油系は揮発しにくい性質があります。
この性質の違いやそれぞれのヘアオイルの狙っている効果や目的が変わってきます。
ここ重要!
目的や効果の違い
トリートメントオイルの目的と効果
- 質感はサラサラ、ツルツル系
- 主に髪表面に作用
- ドライヤーの熱からの保護
- 静電気の抑制
- 摩擦や絡まりを防止
- 素髪感を残したまま質感を良くする
髪を肌に置き換えて考えると、化粧水や乳液のようなもので肌のコンディションを整えたり、肌に負担がかからないようにしていく『ケア』の意味合いの強い目的と効果ですね。
あくまでドライヤー前に付けて、ドライヤーの熱から守ることや熱を利用したトリートメント効果があるように作られています。
スタイリングオイルの目的と効果
- 質感はしっとり、ツルツル系
- 髪の内外どちらにも作用
- 艶感や束感の演出
- 摩擦や絡まりを防止
- 作った質感を一日キープ
髪を肌に置き換えて考えると、ファンデーションやチークのようなもので肌の質感や印象をコントロールしていく『メイク』の意味合いが強い目的と効果ですね。
仕上げに付けることで、髪の質感を整え、一日キープさせるように作られています。
ざっとまとめて表にすると
トリートメントオイル | スタイリングオイル | |
主成分 | 鉱物油系 | 植物油系 |
性質の違い | トリートメント | スタイリング剤 |
浸透範囲 | 髪の表層付近 | 髪の奥まで浸透 |
目的の違い | 熱からの保護 静電気の抑制 摩擦や絡まり防止 素髪感のまま質感を良くする | 艶感や束間の演出 摩擦や絡まり防止 作った質感を1日キープ |
髪を肌で例えると | 化粧水や乳液など | ファンデーションやチークなど |
使うタイミング | ドライヤー前 | ドライヤー後 |
アルトオイルと01ゴールデンオイルはどっち?
アルトオイルと01ゴールデンオイルは、それぞれ違うタイプのオイルです。
アルトオイルがトリートメントオイル
01ゴールデンオイルがスタイリングオイル
に分類されます。
ここまで説明してきたことを踏まえて、それぞれがどんなオイルでどんな人におすすめかをざっくりと書き出してみます。
アルトオイルはどんな人におすすめ?
- 軽くてサラサラが好き
- ドライヤー時間を短縮したい
- ヘアアイロンやコテを使う
- ドライヤーやコテの熱から髪を守りたい
- オイルっぽい質感は好きじゃない
アルトオイルは手に出した時は重めかと思いきや、濡れた髪に乗せるとスーッと滑らかに伸びていくので少量でもしっかりとカバーすることが出来ます。
そのまま乾かすとサラッと軽いのに、広がりやダメージ感がしっかり収まる感じがあるけどオイル感が良い意味で全然ない。
自分の素髪が1ランク綺麗になった感覚。
オイル嫌いの方にも「これは良い」と絶賛していただくことが多いですね。
下地には持って来いでこれさえ付けとけば感あります。
01ゴールデンオイルはどんな人におすすめ?
- 髪の内側からしっとりな質感
- ダメージやくせの広がりが気になる
- 一日艶感や収まりをキープしたい
- オイルっぽい質感が好き
- 量のコントロールで質感コントロール
スタイリングオイルですが、最高品質のゴールデンホホバ100%の製品なので乾かす前につけるのもオススメ。(※アイロン使用する人以外)
乾かす前はほんの少量で、乾かした後にお好みに合わせての量で付ける感じがマスト。
お気に入りのトリートメントオイルに1、2滴加えて乾かすとトリートメントの機能を活かしつつしっとり感がアップできるのでダメージやクセでの広がりがある人には特にオススメな使い方です!
僕は、髪に塗って余った01は手や顔にそのまま塗ります。
アルトオイルと01ゴールデンオイル
アルトオイル(トリートメントオイル)
- さらっと軽いのにしっかり保湿
- しっかり保湿するのに付けたほうが乾くのが早い
- ツルツルさらさら成分で、摩擦や絡まり、広がりを軽減
- ドライヤーやアイロンの熱ダメージを軽減
- プルメリアの香りがとても人気
- ヘアオイル苦手の方も絶賛するベタ付きのなさ
- 全国の髪質改善系美容師が採用
ベタつきが全くないのに、カバー力がある優秀オイル。オイル嫌いでも納得のすごいやつ。
01ゴールデンオイル
- 髪質改善/天パ・くせ毛専用ホホバオイル
- 純度100%の最高品質
- くせ毛、ダメージ毛でも一日中しっとり
- 奥まで浸透でしっとりなのにベタつかない
- ヘアオイルジプシー解消できます!
これは全人類に使ってほしいマスト&ベストプロダクト!