アイロン前につけるものは?ミスト・オイルが逆効果な理由と正しい順番
こんにちは!
くせ毛専門美容師の【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京・表参道を中心に、大阪・梅田でもくせ毛と縮毛矯正のお客さんを担当しています。
僕についてもっと詳しく知りたい方は、プロフィールをご覧ください。

結論から言うと、ヘアアイロンの直前には何もつけないのが正解です。
ミストやオイルは乾かす前につけて、ドライヤーで完全に乾かしてからアイロンを当てます。
直前につけると、髪の中で水蒸気爆発が起きたり、ヘアケア剤が焼き付いたりして、守るどころかダメージが増えるからです。
この記事では、その理由と正しい順番、アイロンの温度の目安をお話しします。

アイロンの前に、熱から守るミストやオイルをつけたほうがいいんですよね?

それ、実は逆効果なんです。つけるのは乾かす前だけで大丈夫ですよ。

アイロン前につけるものは?
アイロンの直前につけるものはありません。ミストやオイルは乾かす前につけ、完全に乾かしてからアイロンを当てます。
| タイミング | つけるもの | ポイント |
|---|---|---|
| タオルドライの後(乾かす前) | ミスト → オイル | 乾かした時点で、髪に必要な水分と油分が残る |
| ドライヤー | なし | 根元から毛先まで完全に乾かす |
| アイロンの直前 | 何もつけない | 水蒸気爆発や焼き付けを防ぐ |
髪はしっかり乾かした状態でも、中に水分が残っています。
乾かす前のトリートメントで、アイロンをする準備はもう整っています。
だから、アイロンの前に+αで何かをつける必要はありません。

アイロン前に何かつけたくなる気持ちは分かります。でも、つけるのは乾かす前だけで十分です。
実際にいただいた相談(湿った状態でアイロンしても大丈夫?)

初めましてm(_ _)m
前髪だけストレートアイロンしてます。
アルトミストをストレートアイロン前に使用する場合、ミストをして多少湿っている状態でアイロンしても大丈夫ですか?
それとも、乾かしてからアイロンしたほうが良いですか?
髪はかなりの癖毛で細い毛です。後は癖をいかしてますが、前髪はどーしても嫌です。
次回の縮毛矯正までまだまだ日があり、現在前髪は 朝きっちりセットしても 少しでも湿度が高いと生えてきた毛は強い癖、縮毛かかってる所は真っ直ぐで『?』マークの上みたいになってしまいます。恥ずかしいです。
お時間ある時、質問の返信お願いします。m(_ _)m

お問い合わせありがとうございます。
まず、アルトミストを振ってそのままアイロンは絶対にNGです。一度乾かしてからアイロンするようにしてください。
そこまで気になる場合は、縮毛矯正の頻度を上げるとよいかと思われます。
なぜアイロン直前のミスト・オイルはNG?
直前につけたミストやオイルは、熱ダメージを減らすどころか、増やしてしまうからです。
アイロン前にミストやオイルをつけてアイロンすることは、本当に本当にほんっっっっっっとーにやめたほうがいい!
髪に、元に戻せない大きなダメージを与えるからです。
「アイロンの効果が長持ちする」「熱ダメージから守ってくれる」とうたうヘアケア商品もありますが、これは大きな間違いです。
- アイロンの効果が長持ちする?
その日だけです。 - 熱ダメージを減らしてくれる?
逆効果。よりダメージする原因になります。
何かをつけてアイロンをすると、ツヤが出て手触りも良くなるので、髪に良いものだと錯覚しがちです。
でもこれはその場限りの効果で、髪の負担と引き換えです。続けていくと、こんなことが起こります。
- 何をつけてアイロンしても、効果が長続きしない
- アイロンをしても、髪がきれいにならない
- 縮毛矯正やパーマがかからなくなる
- ドライヤーで乾きにくくなり、時間がかかる
湿った髪にアイロン=髪の中で「水蒸気爆発」
ミストで少し湿った状態でアイロンをするのは、洋服でいうとスチームアイロンのようなものです。
一時的にはきれいに仕上がりやすいのですが、髪の場合は中で水蒸気爆発が起きて、内側がぐちゃぐちゃに壊れてしまいます。
ヘアケア剤の焼き付けと、熱による硬化
さらに、ヘアケア剤の焼き付けや、熱で髪が硬くなることも同時に起こります。
何もつけずにアイロンをするより、はるかに強い熱ダメージになるので、とても危険です。

アイロン直前につける系は全部NG!(美容師が施術でそういう処理をするのは、施術の一環なので例外です。)
「アイロン前用」「熱から守る」と書かれたミストやオイルはどう使う?
「アイロン前用」「熱から守る」と書かれていても、使うタイミングは乾かす前です。アイロンの直前に重ねる必要はありません。
- 乾かす前に、ミスト → オイルの順でつける
- ドライヤーで、根元から毛先まで完全に乾かす
- 乾いた髪に、そのままアイロンを当てる
ミストとオイルの使い分けは、こちらの記事でも詳しくお答えしています。
アルトミスト&オイルはアイロン前はNG?ドライヤー前はOK?
アルトオイルは乾かした後に使うと効果なし?正しい使い方とタイミング

「熱から守る」と書いてあっても、つけるのは乾かす前。ここだけ覚えておいてください。
ヘアアイロンの温度は何度がいい?
ヘアアイロンの温度の目安は、130〜150℃です。
温度を上げるほど、髪にかかる熱の負担は大きくなります。
くせが伸びにくいからといって温度を上げすぎず、この範囲で使いましょう。

温度より先に見直してほしいのが、アイロン前に何もつけないことです。
アイロン前のオイルをやめると、髪はどう変わる?
アイロン前にオイルやミストをつけるのをやめたお客さんは、髪の劣化がなくなりました。
アイロン前につけるのをやめて、乾かす前のケアだけにする。
それだけで、毎日のアイロンでじわじわ進んでいた傷みが止まります。

足すより、やめるほうが髪がきれいになることもあるんです。
毎日アイロンするなら、縮毛矯正を定期的にかけたほうがいい?
くせが強くて毎日アイロンをしているなら、縮毛矯正を定期的にかけたほうが、髪への負担は少なくなります。
最近のサロンワークでのお話で、色々な美容師さんに相談したんだけお手上げ状態って方の縮毛矯正を担当させてもらったんですが
その方は「なるべく髪をダメージさせたくないので縮毛矯正を我慢してます。」みたいなニュアンスのことをおっしゃっていたんだけどこれは大きな間違い。
基本的に縮毛矯正は、しっかりきっちりかけてあげれば根元のリタッチを繰り返すだけでクセが強い方でも綺麗にストレートヘアを維持することが出来ます。
なので
- 3、4ヶ月おき
- 6ヶ月おき
- 12ヶ月おき
などのの一年をきっちり割り切れるある周期で定期的にかけてあげることがとても大切。
日本の場合には、梅雨〜夏と湿度が高い季節が決まって訪れることが確定しているのでまずそこの対策としてかける。(4.5.6.7月など)
そして自分の癖の強さや毛量、ヘアスタイルなどに合わせて適切なタイミングでかける。
例えば
- 癖は弱めで湿度があると表面がほわほわする(12ヶ月おき)
- 大きくうねるくせ毛でロングヘア(6ヶ月おき)
- クセが強く、根元から盛り上がってくる(3-4ヶ月おき)
などざっくりこのような目安になってきますが、一言でいえば自分が気になるタイミングやその直前にかけることでストレスなく過ごすことが出来ます。
仮にここで「もうそろそろかけたいけどダメージが気になるからあと数ヶ月は開けよう、、、」とすると
- 毎日根元からブロー&アイロンでダメージ
- ダメージによって縮毛矯正で綺麗にできる天井が下がってしまう
- 毎日根元のくせ毛で髪型が安定しない
- 結ぶしかなくなる
などデメリットがたくさん。
動画でも話しています。


縮毛矯正を定期的にかけるデメリットとすれば美容室でしかかけれないものなので、美容室で行かなければならない点かな。
この記事で登場した商品はこちら

- さらっと軽いのにしっかり保湿
- しっかり保湿するのに付けたほうが乾くのが早い
- ツルツルさらさら成分で、摩擦や絡まり、広がりを軽減
- ドライヤーやアイロンの熱ダメージを軽減
- プルメリアの香りがとても人気
- ヘアオイル苦手の方も絶賛するベタ付きのなさ
- 全国の髪質改善系美容師が採用

ベタつきが全くないのに、カバー力がある優秀オイル。オイル嫌いでも納得のすごいやつ。

- 「髪の化粧水」ヘアミストの決定版
- さらっと軽く、なのにサラ艶感抜群
- 水よりも奥に浸透して潤いキープ
- 熱保護機能でドライヤー、アイロンの熱から守ってくれる
- アルトミスト→アルトオイル相乗効果で単品ずつより◎

これまでミストで「良い」と感じなかったのに、これは抜群に良い。色々触っている美容師さんの方が驚く商品。
まとめ
- アイロンの直前には、何もつけない
- ミスト → オイルは、乾かす前につける
- ドライヤーで完全に乾かしてから、アイロンを当てる
- 温度の目安は130〜150℃
- くせが強いなら、毎日のアイロンより定期的な縮毛矯正

迷ったら「乾かす前につけて、乾いたら何もつけない」です。
よくある質問
Q. 濡れた髪や、少し湿った髪にアイロンをしてもいいですか?
いいえ。髪の中で水蒸気爆発が起き、内側が壊れてしまいます。必ずドライヤーで完全に乾かしてからアイロンを当ててください。
Q. アイロン前用のミストやオイルは、使わないほうがいいですか?
使うなら、乾かす前につけてください。アイロンの直前に重ねるのはNGです。乾かす前のケアで、アイロンの準備は整っています。
Q. ヘアアイロンの温度は何度がいいですか?
130〜150℃が目安です。温度を上げるほど熱の負担が大きくなるので、上げすぎないようにしましょう。
Q. 前髪だけアイロンする場合も同じですか?
同じです。乾かす前にミストとオイルをつけ、完全に乾かしてからアイロンを当ててください。
【pickup】この記事内容に関連した記事




より詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
LINE相談お待ちしてます!










