ヘアケアの並びはスキンケアとほぼ同じです
「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
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こんにちは!くせ毛専門美容師として40,000人以上のくせ毛さんと向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道をメインに、月に3、4日ほど大阪梅田でくせ毛専門美容師(日本初のくせ毛悩み専門・歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
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サロンでよく聞かれるのが「シャンプーのあとって、結局なにをつければいいんですか」という質問です。化粧水のあとに乳液を塗る順番は迷わないのに、髪になると急に分からなくなる。そういう方がすごく多いんです。
実はこれ、覚え方の問題だったりします。ヘアケアの並びは、スキンケアとほぼ同じなので。
スキンケアとヘアケアの対応表

スキンケアが一通り分かっている方なら、この表を頭に入れるだけで、売り場で何を手に取ればいいかが見えてきます。
トリートメントは化粧水ではありません
一番よく取り違えられているのがここです。
洗ったあとの2番目だから化粧水、と思われがちなんですが、トリートメントの役割は美容液のほうが近いです。
髪をなめらかにして、うるおいを与えるためのもの。狙ったところに入れるものなので、全体に水分を行き渡らせる化粧水とは目的が違います。
では化粧水にあたるものは何かというと、ミストタイプのアウトバスです。ほとんどが水でできていて、乾いた髪に水分を届ける。役割はそのまま化粧水だと思ってください。
ここが入れ替わったままだと「トリートメントはしているのに夕方には広がる」ということが起きます。美容液だけ塗って乳液を省いている状態なので、入れた水分が出ていってしまうんですね。

奥への届きやすさが違うので、付ける順番って大切ですよね。
アウトバスは水から油の順に重ねます
スキンケアで化粧水のあとに乳液を塗るのは、入れた水分を逃がさないためですよね。髪もまったく同じです。
- ミスト(水)で水分を届ける
- ミルクやオイル(油)でふたをする
逆にすると、油の上から水をかけることになるので入っていきません。水から油。この4文字だけ覚えておけば、アウトバスを2本使うときに迷わなくなります。
「アウトバスは1本じゃだめですか」と聞かれることもありますが、1本でいい方もいます。乾燥をあまり感じないなら油だけで足ります。逆に、毛先がパサついて広がるタイプの方は、水を入れずに油だけ塗っても表面が重くなるだけで終わってしまいます。

髪質や状態などの変数によって大きく個人差があるので注意してくださいね。
ドライヤーの熱は紫外線と同じだと思ってください
もうひとつ、アウトバスには日焼け止めの役割があります。
毎日のドライヤーは、髪にとっては紫外線と同じ「外からのダメージ」です。肌なら、日焼け止めを塗らずに外へ出る人はほとんどいないと思います。でも髪は、何もつけずに熱風を当てている方が本当に多いんです。
アウトバスを乾かす前につけるのは、しっとりさせるためというより熱から守るためです。順番としては、タオルドライのあと、ドライヤーの前。ここを動かさないだけで、一日の終わりの手ざわりが変わります。

熱耐性は即効性があるものではなく、数ヶ月後〜一年後に効いてくるものなので軽視されがちですが、むしろそれが美髪にはとても大切なポイント。
たとえが効かないところもあります
ここは正直に書いておきます。
肌は生きているので、時間が経てば自分で入れ替わります。でも髪の毛は、頭皮から出てきた時点で細胞としては死んでいます。自分で元に戻る力がありません。
だから髪にできるのは、落とす・与える・守るまでです。「治す」はできません。ネットには髪が生まれ変わるような書き方をしているものもありますが、そこは信じなくて大丈夫です。
むしろ戻らないからこそ、毎日の順番のほうが効いてきます。肌のように寝て待つことができないぶん、今日やったことがそのまま残る。地味ですが、ここがヘアケアの本当のところです。

髪は死滅細胞なので本当の意味で「治る」「修復」「回復」させることは出来ません。だからこそダメージさせない、抑えることが大切になります。
順番が分かると選べるものが増えます
くせ毛の方とお話ししていて一番もったいないと感じるのが「自分の髪はこうするしかない」と決めてしまっているケースです。
でも実際は、くせ毛には自分が思っている以上に選択肢があります。
今回の表でいえば、化粧水にあたるミストを1本足すだけで手ざわりが変わる方もいれば、逆に油を減らしたほうが軽く収まる方もいます。何を足すかではなく、どこが抜けているかで決まります。
ご自分の髪でどこが抜けているか分からないときは、LINEで聞いてください。返信しているのは僕本人です。髪質と、今使っているものを教えていただければ、足すところと減らすところをお伝えします。

そしてくせ毛を活かす場合は、スタイリング剤が一番大切でケア剤はそこからの逆算です。










