縮毛矯正で失敗する原因7つ|チリチリ・不自然になる本当の理由
「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
そんなお悩みありませんか?
こんにちは!
くせ毛専門美容師として40,000人のくせ毛と向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道・大阪梅田でくせ毛専門美容師(日本初のくせ毛悩み専門・歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
このブログを読むとこんなことが分かります
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縮毛矯正で失敗したと感じて、このページにたどり着いた方も多いと思います。
- チリチリになった
- ピンピンで不自然
- すぐにうねりが戻った
- 手触りが最悪になった
実は、縮毛矯正の失敗にはかなりはっきりした原因のパターンがあります。
この記事では、くせ毛専門美容師の立場から縮毛矯正で失敗する本当の原因を7つに分けて解説します。
「なぜ失敗したのか」
「どうすれば次は失敗しないのか」
が分かる内容です。

今は不安な気持ちが強いと思います。この記事が一助となれば幸いです。
縮毛矯正はなぜ失敗しやすいのか?
縮毛矯正は
- 薬剤
- 熱
- 髪質
- ダメージ履歴
この4つのバランスがすべて噛み合って初めてうまくいく施術です。
どれか一つでも判断を誤ると、仕上がりに大きな差が出ます。
だからこそ縮毛矯正は、「難しい」「失敗が多い」と言われやすい技術なのです。

全国の美容師さんに縮毛矯正を教える講師活動もしていますが、縮毛矯正に「苦手」「自信がない」と思っている美容師さんの割合はとても多いです。
縮毛矯正で失敗する原因7つ
① 薬剤が強すぎる・弱すぎる
縮毛矯正で一番多い失敗原因が、薬剤の設定ミスです。
- 強すぎる → チリチリ・ビビり毛
- 弱すぎる → 伸びきらない・すぐ戻る
くせ毛は見た目が似ていても、太さ・体力・履歴は人それぞれ。
「とりあえずこの薬で」という判断が、失敗につながります。

薬剤選定は基本的に”決め打ち”。正確な毛髪診断の技術が求められます。
② アイロンの熱やプレスが合っていない
- 温度が高すぎる
- 強く引っ張りすぎる
- 同じ部分を何度も通している
こういった施術は、ピンピンで不自然な仕上がりや後日のチリつきの原因になります。
自然な縮毛矯正ほど、実はアイロンワークが繊細です。

アイロン時に「痛い」「引っ張られる」という感覚がある方は要注意。あまりアイロンが上手ではない美容師さんです。
③ 過去のダメージ履歴を把握していない
- 以前の縮毛矯正
- カラー・ブリーチ歴
- ホームアイロンの頻度
これらを無視して施術すると、毛先が耐えられず失敗します。
特に多いのが、「昔の履歴を忘れられていた」ケースです。

初めましての場合は、お客さんの記憶を盲信するのではなく、見て、触って、聞いて、さまざまな可能性を予測・対応する必要があります。
④ 毛先まで毎回かけ続けている
縮毛矯正は、基本的に根元だけをかけ直す施術です。
毎回毛先까지薬剤をつけると、髪はどんどん弱くなり、チリつきや断毛につながります。

前回の縮毛矯正部に問題がなければ重ねてかける必要はありません。
⑤ 髪質に対して施術が合っていない
- 細毛・軟毛
- エイジング毛
- 水分量が少ない髪
こうした髪に、強い縮毛矯正をすると失敗リスクが一気に上がります。
「みんなと同じやり方」が通用しない髪質もあります。

難易度が高い髪質も存在します。イレギュラーな髪質にも安全にタイプできる引き出しと技術力が必要です。
⑥ 仕上がりイメージの共有不足
- 自然にしたいのか
- しっかり伸ばしたいのか
- 毛先は柔らかくしたいのか
この共有ができていないと、技術的には成功でも本人の満足度は低くなります。
「思ってたのと違う」は立派な失敗です。

縮毛矯正はあくまで理想のヘアスタイルを作るための手法のひとつでしかありません。
⑦ そもそも縮毛矯正が合っていなかった
- くせを活かした方が良かった
- ダメージを増やしたくなかった
- 軽さや動きを重視したかった
この場合、失敗ではなく選択そのものが合っていなかった可能性があります。
縮毛矯正だけが正解ではありません。

カウンセリング時に「なぜかけるのか?」「本当に必要なのか」を両者でしっかりと共有し、プロがアドバイスするべきことになります。
失敗しないために一番大切なこと
縮毛矯正で一番大切なのは、「しっかり伸ばすこと」ではありません。
- 今の髪に合っているか
- 将来どうしたいか
- 何を優先したいか
これを整理したうえで、施術を選ぶことです。

失敗の多くは、施術を開始する前に決まっているように感じます。カウンセリングをしっかりしてくれる美容師さんを選んでね。
まとめ
- 縮毛矯正の失敗には明確な原因がある
- 技術だけでなく判断ミスも多い
- 次は「誰に任せるか」「どう相談するか」が重要











