【2025永久保存版】縮毛矯正とは?メリット・デメリットを徹底解説

こんにちは!
【くせ毛顧客率100%】くせ毛マイスターのっち(野坂信二)です!
東京表参道(月イチで大阪梅田に出張)にて『くせ毛専門美容師』をしています。
下記プロフィールページに
- 主な活動内容
- 発信しているSNS各種
- 東京・大阪でのくせ毛施術の予約方法やアクセス
- お客様にいただいた口コミ
などの情報がご覧になれます。興味のある方はご覧ください。

この記事は、縮毛矯正のことに関する様々な事柄を網羅している記事となります。
この記事を書いている僕はくせ毛専門美容師で、縮毛矯正をプロの美容師さんに教えていたり、本を出版していたりするので情報は非常に正確ですのでご安心ください。
縮毛矯正とは?メリット、デメリットは?価格は?
縮毛矯正の知りたいことは全てここに書き記してあるので、この記事さえ読めば完璧!

全部読むと長いので知ってるわーなことは飛ばして読んでね。
縮毛矯正とは?くせ毛をストレートにする施術の基本
縮毛矯正とは理美容室で受けることの出来る施術で薬剤と熱処理をもって、くせ毛を半永久的にストレートにすることができる施術です。
くせ毛の方なら必ず「そうそう!」と頷いてくれると思いますが、ブローやヘアアイロンなどでストレートヘアを維持することはとても難しいですよね?
外の湿気や雨、風などですぐに朝の苦労が台無しになってしまう。
仮に保てたとしても、ブローやヘアアイロンで毎日ストレートにしていたら髪の毛があっという間にダメージでボロボロになってしまいます。
縮毛矯正自体は比較的ダメージが大きめな施術ではありますが
- 最近の技術革新
- 毎日ブロー&アイロンよりは低負担
であることから、ストレートを維持したい方は定期的に縮毛矯正をかけることがベストな選択と言えます。
くせ毛の方”くせ毛を活かす”という選択肢もありますが、それは今回この記事では割愛させていただきます。

まさにくせ毛の救世主と言える存在!!
縮毛矯正とストレートパーマの違い
実は、縮毛矯正とストレートパーマは全く別物なんです!
ただ縮毛矯正を「ストレートパーマ」「髪質改善」などの名前にしている理美容室、理美容師さんもいるので聞いてみないと分からないというのが現状です。
基本的にストレートパーマとは本来「パーマ落とし」のことで、かけたパーマのパーマ落としの施術でした。
施術行程の違いとしてはアイロンをしているかどうかがポイントになります!
アイロンをすることで湿度や天候に関わらずくせ毛をストレートにすることが出来るのでアイロンしているかしていないかだけで全くの別物で変化します。
- 縮毛矯正をするほどクセが強くないから
- ボリュームダウンしたいから
- ツンツンの真っ直ぐにしたくないから
などでくせ毛でもあえてストレートパーマを選択したり、理美容師さんにオススメされてする方がいらっしゃいます。
ですがくせ毛専門美容師として断言させてください!ストレートパーマはくせ毛には効果がないのでやらないでください!
縮毛矯正とほぼ同等のダメージはするのに享受できるメリットがとても少ないので、カウンセリングで深掘りしていって「だったらストパーがベストの選択だね!」となったことがありません。
理美容室のメニュー名はその理美容室、理美容師さんが勝手に付けることができるので〇〇縮毛矯正や〇〇ストレート、〇〇カラーなんかも自由に決めていることがほとんどなので
よく分からないなあという場合は、予約する前などに事前に聞くことをオススメします。

メニュー名は本当にややこしい!!!
縮毛矯正をかけてストレートヘアを維持するためのかける頻度は?
縮毛矯正をかけた部分はストレートを半永久的に維持することが可能です。
ですが、縮毛矯正その人の髪質そのものを変えることが出来るわけではないので、縮毛矯正をかけた後に新しく生えてくる髪の毛は元のくせ毛の髪質で生えてきます。
そのためストレートヘアを維持するためには定期的に縮毛矯正をかける必要があるんです。
縮毛矯正のリタッチでダメージを最小限に
縮毛矯正は、ある一定期間で根元の伸びてきたくせ毛部分のみに縮毛矯正をかけることでストレートヘアを維持することができます。
この根元のみの施術を”リタッチ”と呼びます。(カラーの根元染めの場合もリタッチと呼びますよね!)
数ヶ月置きに毛先までの全体に縮毛矯正をかけることは髪の負担がとても大きいのでおすすめはしません。
縮毛矯正をかける頻度としては髪質やくせ毛、髪質、天候など様々な要因で左右されますが、実際に美容師として現場に立つ美容師としては
- 半年置き
- 3-4ヶ月置き
- 1年置き
の順番で定期的にかける方が多い印象です。
自分の髪の状況に合わせて、ある一定のリズムで定期的にかけることは手間を最小限にして綺麗なストレートヘアを維持するにはとても重要な要因と言えます。
縮毛矯正の頻度を決める要因とは?
縮毛矯正をかける頻度は人によってまちまち。
プロ目線でも人によってベストだと判断する頻度は異なります。
基本的には
- クセ(ウェーブやねじれ)が強い
- 髪の毛量が多い
- ヘアスタイルが短い
などは縮毛矯正をかけるスパンが短くなる要因になりやすいです。
あとは骨格やその人それぞれに”気にする度合い”が異なるので、かなり個人差がありますね!
ブリーチをして金髪にした髪を思い浮かべるとイメージしやすく、ブリーチしてから期間が空いて根元が伸びて謂わゆる”プリン状態”になりますよね。
縮毛矯正の場合、そのカラメル部分がくせ毛で、黄色い部分がストレートの状態になるんです。
癖(ウェーブやねじれ)が強い
クセが強ければ強いほど縮毛矯正をかける頻度は頻繁になりやすいです。
極端な話、ゆるーいウェーブとアフロのような強い癖では後者のほうが頻度が高くなりそうではないですか?
これはまさにイメージ通りで、くせ毛が強い方が根元が伸びてくると
- うねりが気になる
- まとまらなくなる
- 頭が一回り大きくなる
- ドライヤーで乾かす時間が増える
などの弊害が出てきてしまいます。
髪の毛量が多い・髪が太い
髪の毛量は多かったり、1本1本の太さが太いと、そうでない人と比べて根元が伸びてきた影響が強く出てきやすい傾向にあります。
通常の方が半年経たないと気になってこないようなことが3ヶ月ほどに気になってきたり。
単純な話、癖の対象が
- 本数が多い
- 体積が多い
ということなので、うねり、膨らみ、まとまらないと感じやすくなるので、毛量が多い、太いという髪質をお持ちの方は縮毛矯正の頻度が平均の髪質の方と比較すると短めになることが予想されます。
ヘアスタイルが短い
例えばショートヘアのように髪が短い、段(レイヤー)が入ってる、軽く(毛量調整)していると縮毛矯正の持ちは比較的悪いです。
髪の長さが30cmの方は、3ヶ月(約3cm)伸びても全体の10%
髪の長さが10cmの方は、3ヶ月(約3cm)伸びたら全体の30%近く
根元の伸びてきたはずの長さは同じですが、割合で考えると全然違ってきますよね。
割合だけの話をすればロングの方と同じ割合になるには約9ヶ月間必要になると考えるとショートの方が圧倒的に「根元伸びてきてやだなー」と感じるのが早そうじゃないですか?
早いです!
僕自身縮毛矯正をかけながらショートヘアにする方はたくさんいるので「絶対ダメ!」とは言わないですが、デメリットは把握は最低限した方がいいですね!
「ショートにしたい!」気持ちよりも髪型、縮毛矯正の持ち、美容室の頻度を長くしたいという方はロングヘアの方が向いています。
逆に「持ち悪くなってもちょこちょこ美容室来ればいいんでしょ?」くらいの気持ちでいれるなら全く問題はないかと思います♪
レイヤーが入る、軽くする、たくさん梳くというのも短くするのと同様のデメリットがあります。

縮毛矯正はヘアスタイルが変えられないと思われがちですが、全然そんなことはないです!
縮毛矯正の施術の流れ
縮毛矯正を経験したことのない人からすればどんな感じなのか気になるかと思いますので、ご説明していきますね!
施術する美容室、もしくは美容師さんによって細かい工程の違いはありますが大枠は同じなのでそこはご了承ください〜。
ちなみに時間ですが、やったことのない方的にはびっくりかもしれないですが平均3-4時間ほどかかる施術となります。
縮毛矯正の施術の流れ
まずは髪の状態を見極め、細かい施術の流れや使用薬剤などを決めていきます。
この時、そもそも縮毛矯正をかけることが出来ない状態である場合は期間をあけたり、カットやトリートメントなどで対処する場合もあります。
髪についているスタイリング剤などの施術に邪魔になってしまうものリセットしていきます。
髪を濡れすことで乾いている状態では分からない髪の状態診断も可能になります。
髪に必要な処理をすることで施術をスムーズにしたり、髪の負担を和らげ施術ダメージの減少や質感向上などが狙いです。
髪の結合を切断して還元・膨潤・軟化させる薬剤を塗布していきます。縮毛矯正のダメージ原因の主たる行程なので精密な技術が必要です。
水洗、シャンプーで薬剤をしっかりと洗い流します。
しっかり流すことで還元促進と髪の負担減少効果があるためにしっかり流す必要があります。
髪を乾かします。
酸性・中性・アルカリ性などの使用した一剤によっては”ドライコントロール”をして髪の水分量を調整する必要があり、単純に乾かすだけではないとても大切な行程です。
180度のヘアアイロンで熱処理をしていきます。
縮毛矯正のクオリティを最終的に決定づけるもので技術習得難度はSSS。とても難しく多くの時間と知識、経験を要します。
酸化剤を塗布してアイロン処理でストレートになった髪の形状を固定化していきます。
2剤を水洗、シャンプーなどで洗い流した、残留薬剤除去などの後処理を行います。
後処理を行うことで長期的に見た髪の負担を軽減することが出来ます。
最終的にトリートメントをして質感を整えます。
乾かして、最後にアイロンをすることによって形状が安定し、アイロンしないよりも縮毛矯正の持ちが良くなります。
見てるだけで疲れてしまいますね。笑
これでもかなりの技術革新がされていて、以前は6時間以上かかることがザラで”縮毛矯正=一日潰れる”という印象をいまだに抱いている方も多いです。
「昔は髪に板貼って重いし、半日かかるしで…」と30年前の縮毛矯正事情をお客さんから聞いたりします。笑
知識として知ってはいるけど美容師歴18年以上の僕でも経験したことがありません。

過去に長時間過ぎて辛かった皆さん!今は半分ほどの時間でできるようになりましたよー!!!
縮毛矯正の費用や施術時間の目安
【施術時間】
3-4時間
【料金】
20,000-40,000円
同じ美容師さんでも髪の状態や長さによって変動するのであくまで目安です!
他の施術よりも時間や料金に差があるのは、美容師さんの技術力による部分が大きいです。
後述しますが、縮毛矯正という施術は他の施術よりも複雑で難解。理美容師さんによっての技術差が大きな開きあるという特徴があります。
縮毛矯正の施術は数年間髪に残り続ける特性があるし、取り返しのつかない”失敗”がある施術なのでなるべく上手な技術者を探して施術をしてもらうのがおすすめ。
そこで料金は一つの目安になりますが、美容師目線で言うと20,000円以上の価格を提示しているところにしておくことをおすすめします。
この金額に満たない価格の美容室はいわゆる”低価格店”となり、薬剤や技術にこだわりがない場合可能性が高いので注意が必要です。

安心安全を担保するには最低ラインが2万円です。(※個人的意見です。)
縮毛矯正のメリット
- ブロー、アイロンいらず!乾かすだけでストレートヘア!
- 艶が出て柔らかい質感になり”万人にとっての綺麗な髪”になれる!
- 湿度や天候などに左右されないストレートヘアになれる!
- 地の髪よりも艶、柔らかいストレートヘアになれる!
ここ最近は縮毛矯正の技術革新が素晴らしい。
(と言ってもまだまだ縮毛矯正を真面目に勉強している一部の美容師さんだけですが。。。)
トリートメントの上位互換といっても過言ではない領域に来ていると思います。
縮毛矯正は”くせ毛の人がやるもの”という認識があるかもしれないですが、ぱっと見ストレートヘアでも縮毛矯正をかけた方が綺麗で手間のかからないストレートヘアになる方がほとんど。
「日本人の9割はくせ毛!」なんて話を聞いてことはありませんか?
一般的にはそれはないだろーという感じだと思いますが、縮毛矯正を勉強している美容師さんからすると9割は縮毛矯正をかけた方が綺麗で手間のかからないストレートヘアにできるくせ毛なんです!

縮毛矯正は髪の”楽”の極致。楽に綺麗なストレートヘアにしたい方はオススメです。
縮毛矯正のデメリット
- 伸びてきた根元のくせ毛部分に定期的にかける必要がある
- 施術時の薬剤、熱処理による髪のダメージ
- 縮毛矯正を辞めるのは時間がかかる
ぶっちゃけデメリットというデメリットはないです。
伸びてきた根元のくせ毛部分に定期的にかける必要がある
当たり前ですね。
新しく生えてくる髪質自体を変えるものではないので、ストレートを維持するためには定期的に縮毛矯正をかける必要性があります。
これはヘアカラーでも同じで、髪を明るくすれば根元の伸びてきた黒髪部分はまたカラーで明るくする必要があります。同じ!
施術時の薬剤、熱処理による髪のダメージ
縮毛矯正はダメージするというイメージが強いと思いますが、これは昨今の技術革新と縮毛矯正を得意とする理美容師さんに施術をしてもらうことで解決することが出来ます!
それと”髪が傷んでいないこと=髪の綺麗さ”ではありません!
縮毛矯正をかけることで
- より綺麗なストレートヘアに
- 手間がかからない
のであれば、むしろダメージを享受して縮毛矯正かけた方が良くない?って話。
縮毛矯正は「髪の整形」と表現されることがあるのですが、まさに通り。
肌に一時的に傷をつけることでより綺麗に造形に作ることが出来る整形手術と理屈は同じ感じですね。
縮毛矯正をやめるのに時間がかかる
ストレートを維持するのであれば全く関係ないので、ここに入れるべきかを悩むところですが、くせ毛専門美容師としてくせ毛を活かす立場でもあるのでここはしっかり記述しておかねば。
縮毛矯正は通常のパーマのように徐々に落ちていくものではない半永久的なものなので、縮毛矯正をやめたい場合は縮毛矯正がかかっているところを全てカットする必要があります。
縮毛矯正をかけている人が縮毛矯正をやめたい、自分の癖毛を活かしたいと思った時にのみ直面する問題なのでストレートを維持していきたい人には問題なし。
むしろ一度縮毛矯正をかけた部分はずっとストレートという特性があることによって負担が少なくストレートを維持できるのでむしろメリットであるとも言えます。
脱縮毛矯正に関してはこちらの記事をご覧ください。


解決策がすでにあることに関してはデメリットとは言えないですね。
美容師さんの技術力による
縮毛矯正を勉強している美容師さんとわざわざ付けているのは、ぶっちゃけそうでない人との技術差は天地の差があるんです。
前述した通り縮毛矯正は行程がとても多く、その一つ一つが難しい。
習得が難しい分、上手な美容師さんも限られてしまうので縮毛矯正は縮毛矯正を得意、特化している美容師さんをお勧めします。


プロの理美容師さんの縮毛矯正の先生をしているのもあってこれは本当に痛感しています・・・!
縮毛矯正が向いている髪質と向いていない髪質
髪質というか、状況ですね。
- セルフカラー
- ブリーチ毛
- ハイライト
- 毎日アイロンしている
この4つはかなり施術する美容師悩ませます。
セルフカラー毛
家庭用のカラー剤で自分でヘアカラーをしている場合。
これがブリーチだったり、白髪染めだったりすると「うっわ、マジかー。。。」となります。
縮毛矯正は髪質や癖の強弱だけでなく、どれだけ髪にダメージがあるか?が施術の細かな行程や使用する薬剤の決定において超重要な指標になります。
セルフカラーの場合が縮毛矯正と相性の悪い理由はズバリ”ダメージムラ”!
理美容師がカラーリングをする場合、髪に合わせて薬剤を調合し、一定の塗布量で、時には髪の状態や部位によって塗布量の調節や薬剤の塗り分けをします。
このためプロがカラーリングをした髪に縮毛矯正をすることは低ダメージで抑えられていて、ダメージ具合が一定なので、正確なダメージ予測が容易。
したがってその髪に合わせての薬剤選定や細かい施術行程の選択も容易になります。
それに対してセルフカラーの場合は、そもそもがどんな人でも染まるように超強力に作られたカラー剤を使い、塗布量、時間も何もかも度外視でカラーリングされた髪となるのでダメージ予測は非常に困難。
というか不可能なので、過度な負担がかかったことによるビビリ毛にならないようにセーフティにアタリを付けて施術をしていくしかないんですよね。
セルフ白髪染めをされていると顔まわりやテッペンにだけ1-2週間でカラーをしてよく見えない後頭部などは手付かず、、、、なんてことが良くあります。
こういう状況だと「余ったカラー剤は適当に塗っとけー」ともなりがちで、そうなると部分部分でのダメージ差が本当に深刻なことになっているんです。
この場合、プロから見れば縮毛矯正の施術を出来ないと断られても何ら不思議はないという状況、なるべく避けたい状況ですね。
なのでセルフカラーしている髪は+5000円などのプラス料金を取るところも少なくありません。
プラス料金を取らないところは良心的すぎると言わざるを得ないほど、難易度が上がり、手間が増えます。
ブリーチ毛
ブリーチと縮毛矯正は、美容室でのメニューの中でもTOP2に髪に負担のかかるメニューとなっています。
単純な話、このTOP2を組み合わせることはオススメできません。
ブリーチしている髪に縮毛矯正をかける
縮毛矯正をしている髪にブリーチをする
このどちらも施術を受ける美容師さん、そして上手にできる美容師さんはとても限られるのでもしどちらもやりたい場合は担当の美容師さんとよく相談することをオススメします!
ブリーチしている髪に縮毛矯正をかける
先述しましたが、縮毛矯正は髪のダメージ具合によって薬剤の選定や細かい行程を決定していきます。
縮毛矯正をかける上で、縮毛矯正をかける対象毛がダメージしている状態というのは、ダメージが強ければ強いほど使用できる薬剤幅が減るということ。
つまりは髪のダメージによって薬剤選定のストライクゾーンがどんどん狭くなってしまうイメージなので、ブリーチ毛ほどの強いダメージとなると針穴に糸を通すような精度の薬剤選定が必要になります。
前項のセルフ白髪染めやブリーチ毛ほどの複雑でハイダメージの髪に対する縮毛矯正の薬剤は通常の美容室では取り扱っていない場合も多いです。
僕はプロの美容師の縮毛矯正の先生をして全国で講師活動をしているのですが、そういうハイダメージ毛に対応できる薬剤の存在を知らないという方も特段珍しくありません。
縮毛矯正をしている髪にブリーチをする
すでに縮毛矯正のダメージをある髪にブリーチするので、最悪”断毛”といって髪が溶けて千切れてしまう可能性があります。
縮毛矯正している髪は、薬剤、アイロンの熱硬化などの影響で赤みが取り切りにくいという性質もあるのでペールトーンやホワイト系の色味まで色が抜けない可能性も高いです。
つまりはブリーチしても明るくなりきらず出来る色の制限も出てきてしまうというダメージ面だけでなく、デザイン面での相性の悪さもあります。
ハイライト毛
セルフ白髪染めの項目で部分部分でのダメージ差が縮毛矯正をする上で障害となるという話をさせていただきましたが、ハイライトも同様ですね。
ハイライトとは髪を筋状に拾ってその部分だけブリーチなどでカラーリングをする施術の総称になりますが、ハイライトをすることで拾った部分と拾わない部分で筋状の縦のダメージ差が出来てしまいます。
根元と毛先が痛んでいるという”横のダメージ差”に関しては、塗り分けが可能ですが、ハイライトのような”縦のダメージ差”は塗り分けが不可能。
そのダメージ差のある中で、繊細な薬剤選定と技術によってどちららの髪も傷ませずに綺麗にクセを伸ばす必要があり、非常に難易度が高い施術となります。
毎日アイロンしている髪
毎日アイロンしている髪は、熱によって髪が硬化していてそもそも縮毛矯正がかからない場合があります。
髪はタンパク質で出来ているので、しっかり焼いたお肉を「焼きすぎちゃったから生に戻そう〜!」なんてことが当たり前に不可能なようにカチカチに固くなってしまった髪に縮毛矯正をかけて形を変えることは出来ません。
少しくらいアイロンしているだけで出来ないわけではないですが
- 毎日180度以上の温度でアイロン
- 何回も何回も髪にアイロンを通す
- アイロン用のオイルなどを付けてアイロンをする
などだと縮毛矯正をかけれない場合が多いです。
程度の話なので、いわゆる半生程度の状態であれば縮毛矯正をかける余地がまだ残っていると思います。
アイロンをする場合は使用するアイロンや温度、それに合わせたヘアケア商品などの相談すると良いですね!!!

これらは縮毛矯正の難易度をグッと上げて、かけることは出来ても仕上がりや持ちが悪くなる要因になるので注意が必要です!
する前に担当理美容師さんに相談が吉。
縮毛矯正の施術後に注意すべきケア方法
しっかりと乾かす
縮毛矯正に限らずしっかり乾かすことは大切です。
特に縮毛矯正直後はより大切なことは知っていましたか?
実は縮毛矯正をかけた直後は、縮毛矯正の薬剤が髪に残っている状態で、この状態で髪が濡れると反応が始まる性質があるんです。
ちゃんとしたヘアサロンであれば”薬剤の除去処理”を行いますが、これ100%の除去できるというわけではなく残りは自宅で数日かけてシャンプーで流れ出ていくものです。
「早く乾かさなきゃ髪が傷んじゃうっ!!」と緊急性があるものではないですが
- 乾かさずに寝る
- 乾かさずにヘアゴムでぎゅっと縛る
などはしないように気をつけてください。
濡れ髪×薬剤の残留×圧や摩擦でのダメージは髪に負担がかかってしまうので注意が必要です。
アイロンはしっかり乾かしてから低温で
縮毛矯正をかけている方は同時にヘアアイロンを使う方も多いです。
艶出しや毛先の丸み、伸びてきた根元の処理など。
アイロンでなるべく負担をかけないようにするにはポイントがあります
- 髪はしっかり乾いた状態で
- アイロン前にはヘアオイルなどを付けない(ドライ前はOK)
- 130-150ほどの比較的低温で
- ギュッと挟まず、優しく何回もスルーする感覚で
- 高品質なヘアアイロンを選ぶ
この5つのポイントを守ることで髪のダメージを防ぐことが可能です。
施術後の結ぶ、シャンプー問題について
施術後に「結んだり、シャンプーは控えてくださいねー。」と言われたりした経験がある方も多いと思います。
この問題に関しては基本的に施術した理美容師さんの方針になるべく従うようにしてください。
使用する薬剤や処理の仕方、理美容師さんの考えでも多少変化するものです。
基本的に結んだり、シャンプーは24時間控えてもらうくらいのが良いかと思われます!
状態に合わせてヘアケア商品を使う
縮毛矯正をした髪の綺麗は”艶があり、しなやかなストレートヘア”と言い切っても良い。
この系統の綺麗さを維持するにはスタイリング剤やヘアオイルをベタベタに付けて、、、みたいなのとは違いますよね。
”何もしていないのに綺麗!”みたいな感覚が理想なので、お風呂で使うシャンプートリートメント、乾かす前の洗い流さないトリートメントなどの最適化は必須です!
ご存知の通り、縮毛矯正は一度かけたら半永久的にストレートのまま、そして髪は死滅細胞でトリートメントをしても髪を直すということは不可能なんです。
なので綺麗にかけた縮毛矯正を綺麗に保つためのヘアケア、髪になるべく負担をかけないや予防をするヘアケアというのはとっても大切。

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