アイロン前にミストやオイルはNG!くせ毛専門美容師が教える正しいヘアケア方法

「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
そんなお悩みありませんか?
こんにちは!
くせ毛専門美容師として40,000人のくせ毛と向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道・大阪梅田でくせ毛専門美容師(くせ毛悩み専門歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
このブログを読むとこんなことが分かります
🔸 あなたのくせ毛タイプと最適なケア方法
🔸 プロならではの専門知識と実践的なテクニック
🔸 市販品では教えてくれない本当に効果的なヘアケア商品の選び方
🔸 美容室で失敗しないための予備知識
🔸 同じ悩みを持つ方の成功事例
くせ毛の悩み解決のプロが、本当に役立つ情報だけをお届けします。
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「アイロン前にミストやオイルをつけると髪が傷まない」
「熱ダメージから髪を守ってくれる」
こんな情報を信じて、毎日ヘアケア剤をつけてからアイロンをしていませんか?
実は、これは髪に修復不可能な大ダメージを与える危険な行為なんです。
先日、このような相談をいただきました。
「前髪だけストレートアイロンしてます。アルトミストをアイロン前に使用する場合、多少湿っている状態でアイロンしても大丈夫ですか?」
多くの方が同じような疑問を持っていると思います。
今回は、くせ毛専門美容師として10,000人以上の髪と向き合ってきた経験から、なぜアイロン前のミスト・オイルがNGなのか、そして正しいヘアケア方法について詳しく解説します。
「アイロンしても効果が長続きしない」
「縮毛矯正がかからなくなった」
「髪が乾きにくくなった」
こんな症状に心当たりがある方は、もしかするとアイロン前のケア方法が原因かもしれません。
この記事を読めば、髪を傷めずに美しいストレートヘアを維持する方法が分かります。特に前髪のくせ毛に悩んでいる方は、最後まで読んでいただければきっと参考になるはずです。

こんな相談をいただきました。

初めましてm(_ _)m
前髪だけストレートアイロンしてます。
アルトミストをストレートアイロン前に使用する場合、ミストをして多少湿っている状態でアイロンしても大丈夫ですか?
それとも、乾かしてからアイロンしたほうが良いですか?
髪はかなりの癖毛で細い毛です。後は癖をいかしてますが、前髪はどーしても嫌です。
次回の縮毛矯正までまだまだ日があり、現在前髪は 朝きっちりセットしても 少しでも湿度が高いと生えてきた毛は強い癖、縮毛かかってる所は真っ直ぐで『?』マークの上みたいになってしまいます。恥ずかしいです。
お時間ある時、質問の返信お願いします。m(_ _)m

お問い合わせありがとうございます。
まず、アルトミストを振ってそのままアイロンは絶対にNGです。一度乾かしてからアイロンするようにしてください。
そこまで気になる場合は、縮毛矯正の頻度を上げるとよいかと思われます。
アイロン前のヘアケア剤塗布は実は大NG
アイロン前にミストやオイルを付けてアイロンすることは本当に本当にほんっっっっっっとーにやめたほうがいい!
これはひとえに髪に修復不可の大ダメージを与えるからに他なりません。
よく髪に付けてからアイロンをすることでアイロンの効果が長持ちしたり、熱ダメージから守ってくれるといった文言のヘアケア商品を目にしますがこれは大きな間違い…
Q.アイロンの効果が長持ちする?
A.その日だけ。
Q.熱ダメージを低減してくれる?
A.逆効果。よりダメージしてしまう原因になります。
何かを付けてアイロンをすると艶がアップしたり、手触りが良くなるので”髪に良いもの”と錯覚してしまいがちですが、これはその場限り、その日限定の効果。
しかもこの効果は髪の負担と引き換えにしているのでこれを続けていくと
- 何かを付けてアイロンしても全然効果が長続きしない
- アイロンをしても髪が綺麗にならない
- 縮毛矯正やパーマがかからなくなる
- ドライヤーで乾きにくくなるので時間がかかる
など他にもたくさんのデメリットが発生していまします。
これらはアイロンの熱ダメージによって引き起こされるものになるのですが、何も付けずにアイロンをするよりもはるかに強い熱ダメージを髪に与えてしまいます。
今回のように『ミストで多少湿っている状態』でアイロンをすることは、洋服のアイロンがけでいうとスチームアイロンをしているような感じになるのでカラカラの状態からアイロン掛けをするように綺麗に仕上げることができるように髪も綺麗に仕上がりやすいです。
でも髪の場合、同時に髪の中で”水蒸気爆発”を起こしてしまうので髪の中がぐちゃぐちゃに壊れてしまします。
加えて、ヘアケア剤の焼き付けや熱による髪の硬化も同時に起こるのでとても危険。
髪はしっかりとドライヤーで乾かした状態でも髪の中に水分は存在しているし、乾かす前のトリートメントでアイロンをする準備は整っているとい言えるので+αで何かを付ける必要はありません。
今回の場合でしたら乾かす前にアルトミスト+アルトオイルを重ねて付けて乾かすことで、乾かした時点で髪に適切な水分と油分を残すことができるのでアイロンをする下準備としては万端!
アイロンの効果をしっかりと出しつつ、熱ダメージを最小限に付けることができます。

アイロン直後に付ける系は全部NG!(美容師が施術時にそういう処理をするのは施術の一環なので例外です。)
縮毛矯正の頻度に関して
最近のサロンワークでのお話で、色々な美容師さんに相談したんだけお手上げ状態って方の縮毛矯正を担当させてもらったんですが
その方は「なるべく髪をダメージさせたくないので縮毛矯正を我慢してます。」みたいなニュアンスのことをおっしゃっていたんだけどこれは大きな間違い。
基本的に縮毛矯正は、しっかりきっちりかけてあげれば根元のリタッチを繰り返すだけでクセが強い方でも綺麗にストレートヘアを維持することが出来ます。
なので
- 3、4ヶ月おき
- 6ヶ月おき
- 12ヶ月おき
などのの一年をきっちり割り切れるある周期で定期的にかけてあげることがとても大切。
日本の場合には、梅雨〜夏と湿度が高い季節が決まって訪れることが確定しているのでまずそこの対策としてかける。(4.5.6.7月など)
そして自分の癖の強さや毛量、ヘアスタイルなどに合わせて適切なタイミングでかける。
例えば
- 癖は弱めで湿度があると表面がほわほわする(12ヶ月おき)
- 大きくうねるくせ毛でロングヘア(6ヶ月おき)
- クセが強く、根元から盛り上がってくる(3-4ヶ月おき)
などざっくりこのような目安になってきますが、一言でいえば自分が気になるタイミングやその直前にかけることでストレスなく過ごすことが出来ます。
仮にここで「もうそろそろかけたいけどダメージが気になるからあと数ヶ月は開けよう、、、」とすると
- 毎日根元からブロー&アイロンでダメージ
- ダメージによって縮毛矯正で綺麗にできる天井が下がってしまう
- 毎日根元のくせ毛で髪型が安定しない
- 結ぶしかなくなる
などデメリットがたくさん。


縮毛矯正を定期的にかけるデメリットとすれば美容室でしかかけれないものなので、美容室で行かなければならない点かな。
この記事で登場した商品はこちら

- さらっと軽いのにしっかり保湿
- しっかり保湿するのに付けたほうが乾くのが早い
- ツルツルさらさら成分で、摩擦や絡まり、広がりを軽減
- ドライヤーやアイロンの熱ダメージを軽減
- プルメリアの香りがとても人気
- ヘアオイル苦手の方も絶賛するベタ付きのなさ
- 全国の髪質改善系美容師が採用

ベタつきが全くないのに、カバー力がある優秀オイル。オイル嫌いでも納得のすごいやつ。

- 「髪の化粧水」ヘアミストの決定版
- さらっと軽く、なのにサラ艶感抜群
- 水よりも奥に浸透して潤いキープ
- 熱保護機能でドライヤー、アイロンの熱から守ってくれる
- アルトミスト→アルトオイル相乗効果で単品ずつより◎

これまでミストで「良い」と感じなかったのに、これは抜群に良い。色々触っている美容師さんの方が驚く商品。
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