縮毛矯正とカラー・ブリーチは同時にできる?順番と注意点を美容師が解説
「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
そんなお悩みありませんか?
こんにちは!
くせ毛専門美容師として40,000人のくせ毛と向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道・大阪梅田でくせ毛専門美容師(日本初のくせ毛悩み専門・歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
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縮毛矯正を考えたとき、多くの人が同時に悩むのが
- 縮毛矯正とカラーは同時にできる?
- ブリーチ毛でも縮毛矯正できる?
- 先にやるならどっちがいい?
という問題です。
結論から言うと、できるケースもあれば、避けたほうがいいケースもあるというのが現実です。
この記事では、美容師の視点から縮毛矯正とカラー・ブリーチの関係を整理し、失敗しない考え方を解説します。

両方ともハイダメージメニューだから計画的に行う必要あり。
結論:縮毛矯正とカラーは「条件次第」、ブリーチは要注意
まず結論です。
- 縮毛矯正 × カラー → 条件次第で可能
- 縮毛矯正 × ブリーチ → 基本的にはハイリスク
この違いを理解することが、失敗を防ぐ一番のポイントです。

実はブリーチと縮毛矯正は、美容室のハイダメージメニューの長年TOP2。
縮毛矯正とカラーは同時にできる?
縮毛矯正とカラーは、髪の状態によっては同時施術が可能です。
ただし、誰にでもおすすめできるわけではありません。

基本的には別日施術がおすすめ。
同時施術が可能なケース
- ダメージが比較的少ない
- カラーの明るさが控えめ
- 縮毛矯正の履歴が安定している
こうした条件がそろっている場合、負担を抑えながら施術できることもあります。

カラーは基本的に明るいければ明るいほど、ダメージが強く、色落ちは早いという性質があります。
同時施術を避けたほうがいいケース
- すでに乾燥・ダメージが強い
- 明るめカラーを繰り返している
- 久しぶりの縮毛矯正
こうした場合は、日を分けて施術するほうが安全です。

同時施術は髪の負担増や色持ちの悪化などがデメリットとして挙げられます。
縮毛矯正とカラー、順番はどっちがいい?
基本的な考え方は縮毛矯正 → カラーです。

これ、実はかなり複雑なケースバイケースです。
なぜ縮毛矯正が先なのか
縮毛矯正は
- 薬剤
- 熱
による影響が大きいため、先に行っておく方が色ムラや退色を防ぎやすいです。
先にカラーをしてしまうと、縮毛矯正の工程で色が抜けたり、ムラになったりすることがあります。

縮毛矯正の薬剤やアイロンの熱処理で入れた色が抜けてしまいます。
例外的にカラーが先になるケース
- リタッチでの明度合わせ
- 仮染め・一時的な調整
- 暗めなどで色抜け度合いが少ない
こうした場合は、美容師の判断で順番を調整することもあります。

既カラー毛のほうが、縮毛矯正の薬剤設定を弱くして総合的な髪の負担を減らせるという側面もあります。
ブリーチ毛に縮毛矯正はできる?
ブリーチ毛に縮毛矯正を行う場合、かなり慎重な判断が必要です。

ブリーチと縮毛矯正の共存は不可能とタブーとされていたりもするので、断られるケースの多いはず。
なぜブリーチ毛は危険なのか
ブリーチは、髪の内部構造を大きく壊します。
その状態で縮毛矯正をすると
- 髪が耐えられない
- ビビり毛になる
- 断毛する
といったリスクが一気に高くなります。

普通のカラーとは桁違いのダメージで、縮毛矯正とは相性が悪いです。
「できる」と言われた場合の注意点
ブリーチ毛でも「できなくはない」ケースはあります。
ただしそれは
- かなりの制限付き
- 完璧な仕上がりは期待できない
- ダメージ覚悟
という前提です。
期待値を下げて考える必要があります。

今後の色にも制限が多少なりとも出来るので、そのへんも要相談。
縮毛矯正×カラー・ブリーチで失敗しないために
大切なのは
- 今の髪の状態
- これまでの履歴
- 何を優先したいか
を正確に把握することです。
「できるか・できないか」ではなく、「やるべきか・やらないべきか」という視点で考えることが重要です。

どちらも数年単位で髪の履歴として存在し続けるはずなので、長期的な視点も必要です。
まとめ
- 縮毛矯正とカラーは条件次第で可能
- 順番は基本的に縮毛矯正が先
- ブリーチ毛はハイリスク
- 無理な同時施術は失敗につながりやすい

絶対に要相談。そしてしっかりと技術のある美容師さんにやってもらうこと、これは絶対条件。
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