縮毛矯正しても広がる原因とは?考えられる理由と対処の考え方
「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
そんなお悩みありませんか?
こんにちは!
くせ毛専門美容師として40,000人のくせ毛と向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道・大阪梅田でくせ毛専門美容師(日本初のくせ毛悩み専門・歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
このブログを読むとこんなことが分かります
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「縮毛矯正をかけたのに、なぜか広がる」
そんな経験や不安を感じて、このページを見ている方も多いと思います。
- くせは伸びたはずなのに広がる
- 乾かすと膨らむ
- 雨や湿気でボワっとする
実は
縮毛矯正をしても広がるのには、いくつかはっきりした理由があります。
この記事では、美容師の視点から縮毛矯正後に広がる原因と、考え方・対処の方向性を整理します。

必ず原因があります!
結論:広がる=縮毛矯正の失敗とは限らない
まず大事な前提として、縮毛矯正をしても広がるからといって必ずしも失敗とは限りません。
広がりには
- 髪質
- ダメージ状態
- デザイン
- 日常の扱い
といった複数の要因が絡みます。
原因を切り分けることが、正しい対処への第一歩になります。

ひとつひとつ対処法が違うからこそ、原因の特定はとても大切。
縮毛矯正しても広がる主な原因
髪のダメージによる水分バランスの乱れ
縮毛矯正後に広がる原因として、とても多いのがダメージによる乾燥です。
髪はダメージが進むと
- 内部の水分を保てない
- 外気の湿度に影響されやすい
状態になります。
結果として
- クセは伸びているのに
- まとまらず広がる
という状態になります。

根元は綺麗なのに毛先が広がるといった場合は、縮毛矯正以前からダメージによる広がりがあったとしても不思議ではない。
毛量・カットバランスの問題
縮毛矯正=必ずまとまる
というわけではありません。
- 毛量が多い
- 軽くしすぎている
- レイヤーが強すぎる
こうしたカットの場合、伸びていても広がりやすく見えることがあります。
特に、縮毛矯正後すぐの軽さ調整は影響が出やすいポイントです。

なんでも”過ぎる”という過剰な行為はデメリットになることが多々あります。
縮毛矯正を「自然仕上げ」にしている
最近多いのが、あえて伸ばしすぎない縮毛矯正です。
- ピンピンにしたくない
- 柔らかさを残したい
この場合、完全なストレートにはならないため、広がって見えることがあります。
これは失敗ではなく、仕上がり設計によるものです。

それをあえれ狙ってやっているという意図的なものかどうかが重要。担当さんとのイメージ共有めちゃ大事!
くせが強すぎて完全には伸ばしていない
髪質やダメージ状態によっては
- 強く伸ばせない
- あえてパワーを抑えている
ケースもあります。
この場合、クセはかなり緩和されていても、完全には消えていないため広がることがあります。

髪質やダメージなどで一回の施術に綺麗に出来る限界がある場合もあります。このようなときは複数回、長期的な視点が必要。
日常の乾かし方・扱い方の影響
縮毛矯正後でも
- 自然乾燥
- 適当に乾かす
- 摩擦が多い
といった扱いをすると、広がりやすくなります。
縮毛矯正は何もしなくていい施術ではないという点も重要です。

縮毛矯正は、綺麗なストレート維持するにはしっかり乾かすことは超重要!
縮毛矯正後に広がるときの考え方
縮毛矯正後に広がったとき、「失敗だ」と決めつける前に
- 何が原因か
- どこから広がるか
- いつ広がるか
を整理してみてください。
原因によって、解決策はまったく変わります。

自分だけでの判断は難しいと思うので、担当美容師さんに相談しましょう!
すぐにやり直す前に注意したいこと
広がるからといって
- すぐに再度縮毛矯正をかける
- 自宅で強いアイロンを当てる
こうした行動は、状態を悪化させることが多いです。
まずは原因を見極めることが大切です。

最終的には、再施術が必要か他の手段での改善が適当かの判断を仰ぎましょう。セカンドオピニオンに相談も◎
まとめ
- 縮毛矯正をしても広がる原因はいくつかある
- 失敗とは限らず、設計や髪質の問題も多い
- 原因を切り分けることで対処が変わる

縮毛矯正をかける前から「こうなる可能性がある」ということは判断出来る可能性が高いので、しっかりと美容師さんとお話しをしましょう!
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