縮毛矯正はどのくらいもつ?持続期間とベストな頻度を美容師が解説
「くせ毛が思うようにまとまらない…」「縮毛矯正で失敗したくない…」
そんなお悩みありませんか?
こんにちは!
くせ毛専門美容師として40,000人のくせ毛と向き合ってきた【くせ毛マイスターのっち】(野坂信二)です。
東京表参道・大阪梅田でくせ毛専門美容師(日本初のくせ毛悩み専門・歴13年以上)として活動し、美容師向け縮毛矯正セミナーの講師や、ヘアケア商品の開発も手がけています。
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縮毛矯正を考えている方やすでにかけたことがある方からよく聞くのが
- 縮毛矯正ってどのくらいもつの?
- どれくらいの頻度でやり直せばいい?
- 毎回全部かける必要ある?
という疑問です。
縮毛矯正は
「一度かけたらずっと同じ」施術ではありません。
ただし、正しく理解していないとダメージや失敗につながりやすい施術でもあります。
この記事では、くせ毛専門美容師の視点から縮毛矯正の持続期間と、ベストな施術頻度を分かりやすく解説します。

これが分かると維持費やタイミングの目安が想像しやすくなるはず!
結論:縮毛矯正は「かけた部分」は半永久的にもつ
まず結論から。
縮毛矯正は、一度かけた部分自体は半永久的にストレートのままです。
ただし
- 新しく生えてくる根元
- 髪の伸び
- ダメージの進行
によって、「全体としてはもたなくなった」と感じるタイミングが出てきます。

前回縮毛矯正のときに”伸びていない”などの失敗がなければ、かけたに限りずっとストレートの状態を維持します。
縮毛矯正が「とれた」と感じる理由
縮毛矯正が取れたように感じる原因は実際には以下のケースがほとんどです。
根元のくせ毛が伸びてきた
縮毛矯正は、かけた部分にしか効果がありません。
髪は1ヶ月に約1cm前後伸びるため
- 2〜3ヶ月
- 4〜6ヶ月
と時間が経つにつれて、根元のくせが目立つようになります。
これが「取れた」と感じる一番の理由です。

癖が強かったり、髪が多い人ほど、根元から盛り上がってくるような新しく生えてきたくせ毛部分の影響を早く感じます。
毛先のダメージや質感の変化
縮毛矯正は、施術直後が一番きれいに感じやすいです。
時間が経つと
- 乾燥
- 摩擦
- カラーやアイロン
の影響で、手触りやツヤが落ちることがあります。
これも「もたなくなった」と感じる原因になります。

縮毛矯正による起こるものというよりも、それに付随して受けるダメージによって感じる要素。
縮毛矯正のベストな頻度は?
縮毛矯正の頻度は全体ではなく「根元基準」で考えるのが基本です。
目安となる頻度
- ショート〜ボブ:3〜4ヶ月
- ミディアム:4〜6ヶ月
- ロング:5〜6ヶ月
あくまで目安なので、くせの強さや髪型、毛量によって前後します。

あらかじめ知りたい場合は施術前カウンセリングのときに担当美容師さんに聞いてみよう!
毎回毛先までかける必要はない
縮毛矯正は、基本的に根元のみのリタッチ施術で十分です。
毎回毛先まで薬剤をつけると
- ダメージの蓄積
- チリつき
- 断毛
につながりやすくなります。
毛先は触らない・整えるだけという判断がとても重要です。

癖が出ているや馴染ませなど、何らかの理由ですでにかかっている部分にも再度弱い薬剤でかけることはテクニックとしては十分有り得ます。
かけ直すタイミングの判断ポイント
「何ヶ月空けるか」よりも以下のポイントを基準にすると失敗しにくくなります。
根元のくせがスタイルに影響し始めたとき
- うねりでセットしづらい
- 広がりが気になる
- アイロン使用頻度が増えた
こう感じたら、かけ直しの検討タイミングです。

ショートヘアや多毛、レイヤーが入ったスタイルなど、崩れるのが早く感じ変数はたくさんあります。
アイロンを毎日使い始めたとき
毎日のアイロンは縮毛矯正以上にダメージが出ることがあります。
アイロン頼りになってきたら、根元縮毛矯正で負担を減らすという考え方もあります。

ぶっちゃけアイロンダメージは何の施術をするにしても厄介。アイロン必須と感じる前にかけたほうが髪の負担は少ないです。
縮毛矯正の頻度が多すぎるとどうなる?
必要以上に頻繁に縮毛矯正をすると
- 髪の体力低下
- チリチリ・ビビり毛
- 仕上がりが不自然
といったリスクが高まります。
「クセが気になるから早めに」よりも今の髪に必要かどうかで判断することが大切です。

塗り分けなどの既矯正部分に負担をかけないテクニックありきでも、3ヶ月よりも間隔が短いとリスクが高くなります。
まとめ
- 縮毛矯正はかけた部分自体は半永久的
- 「取れた」と感じる原因は根元のくせ
- 頻度は根元基準で判断する
- 毎回毛先までかける必要はない
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