ヘアアイロン前の洗い流さないトリートメントの選び方と注意点
スタイリングをする上でヘアアイロン(ストレート・コテ)を使われる方も多いと思いますが、その際に保護剤(洗い流さないトリートメント)は付けてますか?
乾かす前に洗い流さないトリートメントを付けるのは習慣化されていても、ヘアアイロン前は付けてない方も多い印象です。
✔乾かす前はドライヤーの熱から守るため
✔アイロン前はアイロンの熱から守るため
その都度洗い流さないトリートメントを付けるのがオススメです。
ヘアアイロンを使うと傷むイメージがあるので使いたくない
こんな風に思っている方も多いと思いますが、ヘアアイロンは正しく使うとヘアスタイルがより可愛く見せられたり、ツヤ感を与えたりなどメリットもたくさんありますので、適切なやり方を覚えて上手く使っていただけたらと思います。
ヘアアイロンの仕組み
ではそもそもヘアアイロンを使うとなぜ形が整形されるのかご存知でしょうか。
アイロンなどで熱を加えられると髪の内部の水分が蒸発し形がキープされ、カールやストレートなどの髪型を作ることができます。
ストレートアイロンは髪を真っすぐにスタイリングさせる(クセを伸ばす)のに特化していますが、髪を挟みながら手首を返したりすることでカールを形成することも可能です。
コテのアイロンはロッドが熱くなり、挟み込む外側は熱くなりません。
この温度差を利用してよりカールがかかりやすくなるように作られています。
ヘアアイロンを使う際の注意点
スタイリングするのに便利なアイテムであることは間違いないのですが、ヘアアイロンは高温での作業になるため、髪に対する負担があるのも否定できません。
そこで注意点をまとめておきます。
注意① 温度は130℃以下推奨
髪の毛は一定の熱が加わると硬くなる性質があります。これはタンパク変性とよばれ、卵で例えると「生卵→ゆで卵」のようにたんぱく質が熱で硬化するイメージです。
髪もタンパク質でできているので同じ現象が起こります!
髪の毛のタンパク変性は130℃以上で始まるといわれているので、アイロンでのスタイリングは130℃以下を推奨しています。
ただし、髪質やスタイリング技術によっては130℃以下ではなかなか上手くセットできない場合もあるでしょう。そんな時に何度も何度もアイロンを通すことになるくらいであれば、少し温度を上げてでも、少ない回数でスタイリングを決めることをオススメします。
できるだけ130℃に近い温度で少ない回数のアイロン操作ができる温度を見つけましょう。
注意② アイロン前はオイルよりミスト推奨
アイロン前のヘアオイルの使用に関しては、コーティングされすぎて場合によっては髪内部の水分が蒸発しづらくなりダメージを伴う可能性があります。
ヘアオイルの使用はドライヤーの前に付けて、アイロン前は蒸発しやすいミストタイプの洗い流さないトリートメントを使うことを推奨いたします。
ヘアケア剤も適材適所で使い分けることが大事です!
注意③ アイロン時は完全に乾かした状態で
濡れている状態でアイロンを使って「ジュー」という音がでると“水蒸気爆発”という現象が発生して、キューティクルや髪の内部まで壊され非常にダメージを伴うことになります。
髪から蒸気が出るのは余分な水分を飛ばしているだけなので問題ありません。
蒸気が出るのを超えて「ジュー」と音が出ないようにしっかり乾かしてからアイロンを使うようにしましょう。
ではアイロン前に付ける洗い流さないトリートメントはどんなものを使えばいいのか?オススメもご紹介しておきます。
Altoミスト 200ml
- ミストタイプの洗い流さないトリートメント
- ベタつかずサラッとした質感
- 引っ掛かりを抑える
- 熱から守ってくれる
- 毎日アイロンなどを使ってスタイリングする方
- 少し甘めのフラワーズロイヤルの香り
- 寝ぐせ直しにも◎
アイロン前は濡れすぎない程度(5プッシュ前後)を目安に髪全体になじませてください!
Altoミストは我が家のホームケアでも当店のサロンワークで実際に施術でも使っています。
当然お客様にもお使いいただいてます。
「アイロン前の保護もしたいけど、何を使ったらいいか分からない」という方は一度試してみて下さい。
オススメのホームケア方法まとめ
ちなみにこれらオススメのホームケア商品たちはすべてネットショップKAMINONOでご購入いただけます。
髪を今以上に綺麗にしていきたい方は、ホームケアのやり方・ホームケアのアイテムの見直しをしてみましょう。
やればやるだけ確実に成果はでますよ!